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2018/10/13

平成30年度自衛隊記念日観閲式の参考

「平成30年度自衛隊記念日観閲式の参考」

 平成30年度自衛隊記念日観閲式が、明日平成30年10月14日(日)、陸上自衛隊朝霞訓練場にて実施されます。
 いやぁー、気づいたらもう明日なんですね。お知らせするのが遅くてすみません。
Yasuo_Fukuda_20071028_3.jpg

 ご参考まで、観閲式について解説を。

 自衛隊記念日観閲式は、自衛隊の最高指揮官=内閣総理大臣を観閲官にお迎えして観閲を受ける(見ていただく)ものです。陸海空自衛隊が持ち回りで担任し、その部隊や装備等を国民の皆様にも見ていただき、もって皆様の防衛に対するご理解を得、ご信頼を深めていただく場でもあります。本来は防衛庁・自衛隊の創立を記念するため、毎年11月1日を記念日としています。その記念日行事の一環として、自衛隊中央観閲式を毎年10月に実施しています。本来今年は陸自の順番ではありませんでしたが、2020年の東京オリンピックに朝霞訓練場が「射撃」の会場に予定されている等の事情から、今年は陸自が担任となったようです。

<観閲式の概要>
 平成28年度の例に倣えば、以下の如し。一部今年はこうなるのではと言う予想を赤字にしています)
観閲官:内閣総理大臣、主催者:防衛大臣、実施責任者:陸上幕僚長
執行官:今年から陸上総隊司令官(平成30年3月に編成。これまでは東部方面総監)
観閲部隊指揮官:第1師団長、観閲飛行部隊指揮官:第1ヘリコプター団長
観閲部隊は、徒歩部隊(徒歩で行進する部隊)、車両部隊(車両で行進する部隊)、観閲飛行部隊(航空機で空を飛行する部隊)に分かれ、平成28年度は米国陸軍及び海兵隊の祝賀行進及び祝賀飛行がありました。今年はどうですかね?
 「徒歩部隊」:(恐らくこの順で歩きます) 陸海空合同音楽隊、防衛大学校学生隊、防衛医科大学校学生隊、高等工科学校生徒隊(陸上自衛隊の高校に当たる学校)、普通科部隊(昔の歩兵、第1師団の普通科連隊)、空挺部隊(習志野空挺団)、海上自衛隊部隊(いわゆるセーラー服男子です。)、航空自衛隊部隊、女性自衛官部隊(陸海空の混成)
 「飛行部隊」
   陸自編隊群: CH-47J輸送ヘリコプター、OH-6D観測ヘリコプター、UH-1J多用途ヘリコプター、AH-1S対戦車ヘリコプター、UH-60J多用途ヘリコプター、CH-47J/JA輸送ヘリコプター、LR-2連絡偵察機
   海上自衛隊編隊群: P-3C哨戒機、U-36A多用機、今年はUS-2やP-1哨戒機も
   航空自衛隊編隊群: C-130H輸送機、C-2、F-2A戦闘機、F-15DJ/J戦闘機、今年はF-35Aも
 「車両部隊」: 国際平和協力活動派遣部隊、偵察部隊、普通科車両部隊、即応予備自衛官部隊、予備自衛官部隊、施設課部隊、通信科部隊、化学科部隊、衛生科部隊、需品科部隊、情報科部隊、西部方面普通科連隊、航空自衛隊ペトリオット部隊、高射特科部隊、野戦特科部隊、戦車部隊
 「祝賀部隊」: 平成28年度は、祝賀部隊として米陸軍第2-2ストライカー旅団戦闘団(23連隊第4大隊B中隊)、第1海兵航空団第36海兵航空群第265ティルトローター飛行隊が来ました。ちなみに祝賀部隊は観閲部隊(総理に見ていただく)ではありませんので、始めの整列の際には観閲式場に並んでいません。
 また、今年もT-4ブルーインパルス(空自第4航空団第11飛行隊)は来ると思います。

 トータルで、部隊数:27個部隊、人員数:約4000名、航空機数:約50機、車両数:約280両、という陣容です。

<観閲式の実施要領>
スライド1
(陸自HP「平成30年度自衛隊記念日観閲式」 より)

  「観閲隊指揮官臨場」: 総理、防衛大臣が車両で観閲式上に来場し、観閲台の前で降ります。
  「特別儀仗隊による栄誉礼」: 特別儀仗隊(よく外国の交換が来られると儀仗する部隊)が栄誉礼を総理に捧げます。この後、総理、防衛大臣は観閲台上へ登壇します。
  「栄誉礼」:観閲式に並んでいる観閲部隊が、観閲隊指揮官第1師団長の号令で栄誉礼(捧げ銃<ささげつつ>を捧げます。
  「国旗掲揚」:観閲台向かって左に国旗掲揚のポールがあり、ここに国旗を掲揚します。この際、観閲式上の全員でご起立の上国旗に正体(「せいたい」といって体をまっすぐに向けて)いただきます。観閲部隊は、着剣(銃に銃剣を着け)捧げ銃をします。
  「巡閲」: 観閲官の総理に対し、観閲部隊指揮官が車で部隊の近くまでお越しいただき部隊を見ていただくため、ご案内をします。総理はオープン車(総理の右に1師団長、ジープでない)、防衛大臣は警務の白ジープ(右に28年度は東方総監、今年は総隊司令官かな。ジープ)です。部隊の前を通るとき、各部隊の紹介がアナウンスされます。一通りご覧いただいたのち、観閲台上へ登壇。
  「観閲官訓示」:ここで総理の長いお話。隊員は一番緊張する時間です。中央観閲式は総理の訓示だけだからまだいいですが、田舎の部隊程ここで偉い人が国会議員先生、首長さん、県・市町村議員などなど、隊員も人間ですから暑いと何人か倒れます。
  「表彰式」:28年度は陸海空の特別表彰部隊に対して表彰がありました。今年はどうでしょうか。ちなみに前回は、陸は不発弾処理部隊、海はイージス護衛艦(弾道ミサイル対応)、空は警戒航空隊(警戒監視)部隊でした。
  「観閲行進準備」:このアナウンスで観閲部隊はやっと動き出せます。観閲部隊指揮官第1師団長の「観閲行進の態勢を取れ」の号令で、部隊・車両は退場し、行進発起の態勢へ移ります。これが結構時間がかかるんですよね。今年もアトラクション的に何か入れると思います。
  「観閲行進」:部隊は上の図で言えば、右から左を行進します。観閲台上の観閲官=総理に対し、「頭右(かしらみぎ)」という敬礼をします。 まず、陸海空合同音楽隊がマーチを演奏しながら行進し、観閲台の前で音楽演奏の位置につきます。そしていよいよ観閲行進、観閲部隊指揮官第1師団長の指揮官車(タイヤの装甲車)を先頭に部隊が行進してきます。やはり、観客の受けがいいのは、防大(指揮官はサーベル状の指揮刀、列員は小銃を持っています)とか普通科(スカーフ赤)、空挺団(ヘルメットに白の落下傘マーク)ですかね。高等工科学校もいいですね。まだあどけない中学校出たてくらいの子もいますから。そして、陸海空合同の女性自衛官部隊、この子たちもまだ高校出たてくらいの比較的若い隊員ばかりですから、一生懸命歩いてる姿は絵になりますね。
徒歩部隊の後に観閲飛行があります。今年は海上、航空が新しい航空機を飛ばすのが受けるんではないでしょうか。
観閲飛行の後に、音楽隊の曲調がアップテンポになって車両部隊がダーッと行進します。やはり、最後の戦車軍団が腹に響く轟音を響かせてダダーッと行進して観閲行進終了。
  もし祝賀行進があれば、祝賀飛行(28年度は座間のUH-60、オスプレイ)、祝賀行進(ストライカー部隊)です。ラストは空自インパルス展示飛行かな。

 こんなところでしょうか。
 お楽しみを。
 (了)

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