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2019/04/19

金−プーチン会談の動きと両者の思惑

金−プーチン会談の動きと両者の思惑

VOAの2019年4月16日付の「Kim set to meet Putin, with Trump on both man’s mind」によると、近く北朝鮮の金正恩委員長とロシアのウラジミール・プーチン大統領との間で首脳会談が行われる予定、という情報があるようです。同記事には、双方の思惑について朝鮮情勢やロシア情勢の専門家の見解がまとめられていたのでポイントをご紹介します。

<ポイント>
① 金委員長は、米朝交渉の行き詰り及び経済制裁による経済の逼迫の打開の糸口をロシアに求め、対米交渉の自由度を確保を期待
② プーチン大統領は、北朝鮮に対する影響力の増大及び核開発問題の重要なステークホルダーとしてのロシアの地位の強調に期待
③ 関係国にとり、会談によりロシアが北朝鮮問題の掻き回し役になるのことは懸念材料
④ しかし、プーチン大統領は金委員長の思惑に反し、「朝鮮半島の現状維持と非核化」がロシアの国益であり、米国の立場と認識を共有。その理由としては、北朝鮮は引き続きロシアにとって在韓米軍、在日米軍のバッファゾーンとして現状維持が望ましいこと、また、韓国はロシアの重要な貿易相手であり、今や北朝鮮に肩入れしつつある韓国を動揺させることは国益に反すること、などが挙げられる。



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