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2019/04/19

トルコ−米国、ロシア製兵器導入問題で緊迫

トルコ−米国、ロシア製兵器導入問題で緊迫

VOA4月18日付の記事「As Turkish-US relation escalates, Ankara looks to NATO」によれば、NATO 加盟国トルコのロシア製対空ミサイル導入をめぐり、米国とトルコの関係が悪化している模様です。概要は以下の通りです。

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S-400ミサイル

① トルコが今年6月にもロシアからS-400対空ミサイルを導入する予定であることを、今月(4月)ペンス米国副大統領は非難し、「NATOにおけるトルコの立場が危い」と懸念を表明

② これに対し、トルコの大統領スポークスマンは「トルコはNATO加盟国として確固たる立場にある」と一歩も引かず

③ 米国は、米戦闘機F-35のステルス機能に対抗しうるS-400をNATO加盟国トルコが配備することで、ロシアの防空システムに連携されることを懸念

④ 米国-トルコ関係の雲行きが怪しい一方、NATO-トルコ関係は良好であり、NATOのストルテンバーグ事務総長は「加盟国は防衛装備の導入の自由がある」としトルコの件について異議を唱えていない

⑤ NATOにとっても、トルコはその地政学的な位置からして戦略的重要性を有する加盟国。トルコは、NATO演習においても対ロシアの重要な僚友である一方、ロシアとも一定の緊密さを有す。結局の所、トルコは軸足をNATOに置きつつ、もう一つの選択肢としてロシアを維持したい模様

(了)


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