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2019/05/10

懲りない北朝鮮また発射、韓国は北を食糧支援

懲りない北朝鮮また発射、韓国は北を食糧支援

懲りない両国のニュースを2本ご提供。
- 5/9(木)、北朝鮮がまた飛翔体2発発射
- 5/7(火)、文韓国大統領がトランプ米大統領との電話会談で、北朝鮮に対する韓国の食糧支援計画の了承を得る
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ネット版日経新聞 2019年5月9日19:30付「北朝鮮、再び「飛翔体」発射 挑発継続、米の翻意狙いか」 ( https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44583170Z00C19A5EA1000/)より

◯ 2019年5月10日付読売新聞によれば、5月9日1600頃に北朝鮮が2発の飛翔体を発射、高さ50km上がった後に距離420kmと270kmほど飛んで日本海上に落下した模様。北朝鮮は、発射について「領海圏内で行われたものであり、誰も中傷できない」と声明。

◯ 2019年5月7日付VOA記事「With Missile Test, North Korea sends message to Seoul」によれば、5月7日(火)、文韓国大統領はトランプ米大統領と電話会談し、北朝鮮の飛翔体発射実験について協議するとともに、韓国が計画中の北朝鮮への食糧支援について了承を求め、トランプ大統領は理解を示した。

<寸評>
◯ 北朝鮮また発射の件、開いた口が塞がりませんね。本当に懲りずに挑発してきますね。先の挑発に周囲の反応が鈍いので焦っているのでしょう。常識的には、そろそろ米国も忍耐の限界を示しそうですね。5月4日の飛翔体発射について、米国は忍耐と寛容を示しましたが、その配慮を逆なでする今回の発射。この舐めた対応に対し、米国トランプ大統領はどこまで忍耐と寛容を示せるでしょうか?
   肩すかしするようで申し訳ないですが、私見では、中国との貿易をめぐる交渉では高い関税をかける措置を辞さない恫喝的外交攻勢をかけるトランプ大統領ですが、こと北朝鮮問題には我慢してくれると思います。この辺が、これまでの常識的な政権と一線を画すところだと思います。中国との交渉はビジネスですから、トランプさんお得意のイケイケ不動産屋的な、瀬戸際外交的な難題を吹っかけて譲歩を引き出す商法で勝負しているのではないでしょうか。他方、実は不案内な安全保障については、首脳会談を重視しつつもポンペイオ国務長官やボルトン大統領補佐官らスタッフの助言を尊重しているのではではないかと思います。前者には米国全体の経済がかかっています。だからトランプ大統領自身が主導。他方、後者は経済はあまり関係がないため、大統領の関心は米国の喫緊の安全保障上の脅威であるかないかだけ。日本や韓国のような地域の安全保障がかかっても、喫緊の課題ではない。よって、やや気長に忍耐と寛容を示しているにではないか、と思います。

◯ 韓国の北朝鮮支援の件、これまた懲りない政権ですね。文大統領にとって最優先だったのは韓国の北朝鮮への食糧支援計画についてトランプ大統領の了解を得ることだったのでしょう。文大統領は、善意で見れば人道的に飢える朝鮮民族同胞を見るに見兼ねて食糧支援を、悪意で見れば食糧支援を隠れ蓑に北朝鮮の欲する物資を密輸するなんてことのないように願いたいところです。
   それにしても、ここまで北朝鮮に面目を潰され、政権にとっては支持率を下げるマイナス効果を与えられるなど、かくも舐められているのに、文大統領はそれでもなお北朝鮮を支援したくて仕方がないようです。同じ朝鮮民族として、共に悲願の統一に向けて邁進したいのでしょう。日本人には分かりようのない、朝鮮民族ならではの人情の世界なのかも知れません。それが韓国の一定の%を占める国民の熱烈な支持を受けるところです。しかし、5月10日付産経新聞によれば、大統領着任1年経って支持率が半減しているそうです。特に、米朝交渉の行き詰まりや、南北合意を反故にするミサイル発射が続き、マスコミに叩かれ、国民の不満も高まっているとのこと。それでも北朝鮮の食糧事情や飢餓の状況に耐えられず、トランプ大統領に了承を得て食糧支援をするというのですから。呆れるのを越えて尊敬に値します。一体、超善人なのか?他民族には愚かに見えても実は深謀遠慮の民族主義者なのか?ウーム、やはり度が過ぎたお人好しにしか見えませんが。

(了)


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