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2019/11/16

香港大学立て籠り、ここは退いた方がいい、引き際を誤るな!

  2019年6月から5ヶ月に及ぶ香港の民主化デモは、今や数個の大学を拠点とした立て籠りのフェーズになっています。香港政庁の林鄭月娥長官も中国政府の習総書記もデモを暴徒・犯罪者と表現。そろそろ危険水域の予感がします。香港のデモのみなさん、神出鬼没のデモの方が得策ですよ、大学立て籠りはそろそろ引き際ではないでしょうか?さもないと、香港政庁と中国政府の思うツボ、暴徒・犯罪者の汚名を着せられて包囲・殲滅されてしまいますよ。
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Police in riot gear react to protesters near the University of Hong Kong, in Hong Kong, Nov. 16, 2019. (VOA記事「Xi Warning May Prompt Harsher Crackdown in Hong Kong, Analysts Say」November 16, 2019 01:59 AMより)

  11月15日付のVOA記事を追うだけでも、同じ香港デモの大学立て籠りを報じていながら、「一部はバリケードを解いて引き上げ始めた(※1)」というのもあれば、「新たな、更に暴力的なフェーズに入る(※2)」というものも。大学内でも一部に去る者もいれば、大学内に残って警察との戦いの準備を更にエスカレートさせる者もいるようです。徹底抗戦するつもりのようですが、拠点に集結するということは普通の一般市民とも遊離してしまって、その拠点を包囲されると、それで終わりですよ。止めましょう。戦術を変えた方がよい。くどいようですが、それは奴らの思うツボ。このまま大学を拠点に過激な行動が続き、小衝突を繰り返していると、ついに事態好転の機を逸します。奴らは大学をワザと好きにさせておいて、「もはや香港警察だけでは無理」とか「もはや一線を越えた」と言える何かの事件を契機に、香港警察+人民解放軍に完全に包囲され退路を断ってきますよ。大学を腹切り場として圧倒的な鎮圧を受けることになり、民主化運動そのものが根絶やしにされてしまいます。

  やられた。またブログを書いている間に新たな記事が出ました。
The Hong Kong government is probably considering measures to strengthen its crackdown on anti-government protesters after Chinese President Xi Jinping issued a direct warning, urging the city to “end violence and restore order,”(※3)てことは、習総書記は香港政庁に「早期暴徒鎮圧、治安回復」の命令を発し、香港政庁はついに鎮圧のための準備に入ることが考えられます。

  悪いことは言わない。大学は早々に引き上げましょう。今ならまだ間に合う。相手が香港警察のうちに引き上げた方が利口です。頼むから。

※1: 「Hong Kong Protesters Issue Demands, Begin Leaving a University
By Associated Press」(November 15, 2019 01:31 AM)
※2: 「Hong Kong Protests Enter New, More Violent Phase」(November 15, 2019 12:27 PM)
※3: 「Xi Warning May Prompt Harsher Crackdown in Hong Kong, Analysts Say」
(November 16, 2019 01:59 AM)

 (了)

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